リフォームとリノベーションの違いとは

中古物件が人気

家を購入するのは一生に一度のことであるために、せっかく住むならば新築物件に住みたいと考えることが多いものです。
すでに誰かの住んだ家ではなく、自分がその家に住む最初の人であるということは気持ちの良いことです。
賃貸物件でも新築の方が人気なのはこういったことが理由の一つでもあります。

しかし、最近ではあえて中古物件を購入するという人も増えています。
中古物件というのは新築物件よりもリーズナブルですし、初めから土地代と物件代とが合算になっていることも多いです。
また、最近では低賃金な人が増えていることや雇用形態が悪いことから新築物件の購入資金が準備できない人も増えています。

小さい子供と一緒に入居をする場合には中古物件のようにあらかじめある程度の汚れや傷みがあるおかげで子供が汚すことに対しても寛容になれるという考え方もできますし、中古物件ならばすでに物件ができているためにすぐに入居をすることができます。
そういった観点からも中古物件を選ぶことのメリットはあるのです。

そして、最近中古物件が選ばれるのには他にもリノベーションやリフォームといった文化が新しく発達してきていることがあります。
主婦や若い女性を中心にDIYブームが広がっていることや、人とは違うオリジナリティを求める人の増加で、さらにこういった風潮は強まっています。
中古物件に手を加えることによって古いものと新しいものとが融合した新築物件では作り出せないような家を作るという発想なのです。

原状回復のリフォーム・新たに機能を向上させるリノベーション

リフォームとリノベーションというのは似たような言葉であるために、自分の購入する家に行うべきことがどちらであるのかということを明確に理解できていない人も多くいます。
二つは古い家に手を加えて新しいものにしていくという面では同じですがそのゴールイメージが異なります。

リフォームというのは、改装や改修全般を指す言葉として用いられていますが、元に戻すことを意味しており厳密な意味としては原状回復の意味合いが強いです。
そのために剥がれた壁紙を貼り直したり、塗装を塗り替えたり、壊れた設備を新しいものにしたりという現状の不具合を修理することがリフォームの本来の意味です。

それに対してリノベーションというのは革新や刷新という意味があります。
ただ修理をするのではなく、新しく作り変えて機能を向上させることが意味として含まれています。
既存の住宅の骨組みだけ残して、中身をすべて新しいものにしたり、システムキッチンや浴室設備など最新のものに入れ替えをしたりといった元の状態でも住むことができるけれども生活の質や機能の質を高めたり、より過ごしやすい環境や自分好みの環境にするために手を加えるのがリノベーションであると言えます。