物件を探すコツ(訳アリ編)

黒い部屋

住居費を抑えることができるわけ

生活ということを考えると、住居費はできるだけ抑えたいものです。
固定費として高額であり、生活を圧迫してしまう原因ともなるからです。
だからこそ、できるだけ安い物件を見つけたいとなるわけですが、その中にはわけあり物件と呼ばれるものがあります。

わけあり物件とは、何か問題があって、一般の家賃設定ではなく、激安ともいえる設定になっているものです。
わけといってもいろいろとあり、告知しなければいけない問題があるということになるでしょう。

たとえば、売買することはできるけれど、再建築ができないというのもわけありです。
道路が拡張されてしまい、どうしてもセットバックしなければいけなくなっているような物件や、建築基準の変更で再建築できないものなどは激安となるでしょう。
大きな問題となってしまうこともあるため、慎重な選択が必要です。

こうしたわけありは、条件さえのめれば、生活に問題はないでしょう。
しかし、現在のわけあり物件というのは、もっといろいろなことがあるのです。

大きなわけありとなる事故物件

わけあり物件の中でも、事故物件と呼ばれるものがあります。
自殺してしまったり、何か事件に巻き込まれてしまった物件を事故物件と呼んでいるのです。
孤独死してしまった物件も事故物件の一つといえるでしょう。

こうした物件は、激安になる代わりに、精神的にも負担となる可能性があります。
告知しなければいけない条件でもあるため、借りてくれる人が少ないのです。
そこで、できるだけ安くすることで借り手を探さなければいけません。

事故物件の中には、その事実を告知しなくてもいい条件があります。
それが、一度誰かが住めばいいということです。
いったん貸し出してしまえば、次の借り手には告知義務がなくなりますので、どうしてもさがしたくて安くなっていることも多いといえるでしょう。

わけあり物件を探すためには

わけあり物件を探したいというのであれば、一般の不動産会社で探していても見つかることはほとんどありません。
借り手は限られ、いっそ立て直したほうがいいといったことも起きてしまうため、とても嫌がるからです。

ところが、最近では専門のサイトもできてきました。
過去の事故のデータをデータベースとしているサイトもあり、そういった情報から事故物件を探すことができます。
さらに専門で扱っている会社もあり、インターネットから検索することができるのです。

情報がいろいろとあふれている社会ですので、検索はそこまで難しくはありません。
かなり問題もあったりする物件ですので、必ず自分の目で見て、何がわけありなのかを知り、その結果契約するようにすることが重要といえるでしょう。

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