物件を探すコツ(学生編)

木造家屋

大学生の部屋探しのコツ

物件探しで最大の懸案事項と言えば初期費用です。この初期費用がなかなかバカにできません。例えば東京都では1DKの平均的や家賃は10万円~13万円です。

初期費用は最初に物件をかりた時に支払う費用です。内訳は敷金2ヶ月、礼金2か月、前家賃2ヶ月、アパート仲介手数料1か月、プラス火災保険などを含めると、数十万円はかかります。
学生にとっては大金ですよね。
ほとんどは親が出してくれるかもしれませんが、できれば家賃が安価な物件に決めたいところ。
そんなときは、大学のとある施設を利用して安価な賃貸物件を探してみましょう。

その施設とは、大学生協。
大学生協にいくと家賃も手ごろで、不動産屋の仲介無しでアパートを借りられるんです。
都内はもちろん、地方からもたくさんの学生が入学してくる東京大学にも、「東京大学消費生活協同組合」があったり、東京大学生向けの学生会館も紹介してもらえたりします。

東京大学のみならず、ほとんどの大学で大学生協や学生会館があるので、こうした制度をうまく利用して、安くて環境が整った住居を確保しましょう。

時期や注意点など

アパートなどの物件を探す際に気を付けたいのが、入居の時期。
3月の初旬には、大学生だけでなく、転勤の決まったサラリーマンもできるだけ家賃の安い部屋を確保しようと躍起になっています。

ただ、部屋探しであまり急ぐ必要はなく、3月の下旬になっても空いていない物件が意外にねらい目なんです。
大家さんも空き部屋にしておくリスクは避けたいので、余っている部屋は多少安い家賃でも埋めたいという思いがあり、交渉次第ではだいぶ値引くことも可能です。

「賃貸物件は早い時期から探した方がいい」とよく小耳にはさみますが、実は遅い時期に物件を探した方がお得な場合もあるので覚えておきましょう。

知っておきたいことを紹介

本当は自分の目で確かめるのがベストですが、地方の学生だとなかなか難しいこともあるでしょう。
そんな時は、賃貸住宅に住むうえでこれだけはクリアしておきたいという条件があります。

まず一つ目に、2階以上の部屋を借りること。
理由としては、1階の部屋というのは空き巣にとってかっこうの標的となることが多いため。
特に女性なら、セキュリティを考えると1階は避けた方が賢明でしょう。

2つ目には、鉄筋コンクリートより木造構造の物件を選ぶこと。
鉄筋コンクリート構造の物件は木造に比べると部屋が狭く、しかも家賃が高めに設定されていることが多いんです。
木造ならば、意外にお手ごろな価格で広い部屋でゆったりと過ごせます。

しかし、逆に木造物件だと自分の生活音はもちろん、隣人の生活音も常に聞こえるという生活になるので、騒音が嫌だなと思ったら迷わず鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリート物件に住みましょう。

大学生の一人暮らしを満喫する部屋選びを紹介しました。是非、この記事で紹介したテクニックをフルに活用してキャンパスライフを楽しんでください。

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