住宅ローンの固定金利と変動金利

住宅ローン

住宅ローンの借入先を決めるのは大変

家を購入しようとなると、決めることがたくさんあります。
購入する自宅をどこにするのかということも大変ですし、注文住宅の場合には住む家の間取りや内装といったことを決めることも必要です。
それと並行して決める必要があるのがローンの借入先です。

多くの人が住宅を購入するにあたっては購入段階で費用を全て準備することができません。
家というのはマンションでも戸建でも数千万円から億のお金が動きます。
そこで、全てのお金を事前に工面することが難しいので、金融機関からお金を借りて、家賃のように毎月のように返済をしてローンを組むのが一般的な流れとなります。

とはいえ、住宅ローンを借りる場所というのはいろいろな金融機関の商品があるのでどこから借りるべきかを悩むものです。
そして、商品によって様々な特性があり、金利についても変動金利と固定金利とがあるのでどれを借りることが最も少ない支出で住むのかをしっかりと検討することが必要になります。
そこで、借り入れる前にしっかりと知識を身につけておくことが必要です。

住宅ローンでは金利の種類を考える必要がある

住宅ローンを決めるときに最も悩むポイントが住宅ローンのタイプです。
金利が変動金利と固定金利があり、どちらが金利を抑えることができるのかを考えなければなりません。
この点は非常に大事な点になるので、時間をかけてしっかりと調べましょう。

ただし、残念ながらどちらが得かというのは誰にもわからないことです。
金利というのは経済動向によって変動をします。

そして、住宅ローンというのは35年ローンを組むことが多いので、35年後までの経済動向を考えることが必要となるのです。
これだけ長期間の金融動向を正確に読むことは簡単ではないので、どちらがお得かということは支払い終わらないとわからないことが多いのです。
そこで、選ぶにあたってはどちらが得かということではない観点で決めることが重要となります。

住宅ローンのシミュレーションの大半は変動金利

金融機関やハウスメーカーで住宅ローンのシミュレーションをする場合、ほとんどが変動金利や定年固定といった変動金利型の住宅ローンでのシミュレーションがされます。
これは長い期間不況が続いており、今後もすぐには経済動向が上向くと思えないために、当分は金利が上がらないと考えて変動金利を選ぶという人が多いのです。

また、固定金利の方が金利を固定するために、変動金利よりも最初の金利の設定が高めのものになっています。
そのため、見かけの数字が変動金利の方がシミュレーションでの総支払額が少なく住むということも変動金利でのシミュレーションがされる理由です。

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